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社会福祉法人  飛鳥学院

電話でのお問い合わせは0744-42-2831

〒633-0053 奈良県桜井市谷480番地-3

児童養護施設飛鳥学院detail

設置場所・お問い合わせ

児童養護施設飛鳥学院
〒633-0053 奈良県桜井市谷480番地-3
TEL:0744-42-2831
FAX:0744-43-7080

児童養護施設 飛鳥学院とは
 飛鳥学院は、創立者の河村善次郎理事長が九死に一生を得た戦争体験に基づき、青少年の育成を決意され、昭和20年10月、数名の戦災孤児を保護した事から出発しました。
 その後、「保護者のない児童、虐待されている児童、その他、環境上養護を必要とする児童を入所させて、これを養護し、あわせてその自立を支援することを目的とする」児童福祉法(第41条)に基づく施設として、発展的に改組され現在に至っています。
 現在においては、被虐待児の受け皿としてその重要な役割を果たすとともに、地域における在宅で子育てをしているすべての児童、家庭を対象にして、支援事業を、併設の児童家庭支援センター、児童発達支援事業所などと緊密な連携のもと、その専門性を活かし積極的に取り組んでいます。

児童養護の基本理念
●社会人として、自立、独立出来る人格の育成に努める。
●創業の理念である二宮尊徳翁(金次郎)の報徳精神の「勤倹」「分度」「推譲」を自立の基本とする。
勤倹 の勤は勤勉に働くこと。倹は倹約すること。
分度 は枠、分限、度合の意。自己の社会的、経済的実力を知り、それに応じて生活の限度を定めること。
推譲 は今日のもとを明日に譲るということ。さらには社会のために譲るということ。

自立支援計画の推進

  1. 専門的なスタッフ(スーパーバイザー、社会福祉士、ファミリーソーシャルワーカー、臨床心理士)によってケースマネージメントチームを構成し、調査、分析、計画、行動、評価の手順にのっとり、個別のケースに適切な援助プログラムを実施していく。
  2. 自立支援計画の推進にあたっては、教育、福祉、司法、医療、企業など広い分野の人々、社会機関、団体とのシステム的な連携をはかる。
  3. 学習指導については、子ども達の退所後の自立にむけて、確かな学力や専門性を身につける必要があり、外部の教育機関も活用して、特に小学生以下の児童に対して、長期的視野に立った教育体制を構築する。
    ※公文式学習(幼児・小学生)
    ※右脳教育(小学生)学習ボランティアの活用
    ※学習塾への通塾(中学生・高校生)
    ※桜井市の事業「チャレンジタイム」(小学生)
  4. クラブ活動については、スポーツや文化的な趣味を続けている児童は、自尊心や豊かな感受性が育まれている。学校のクラブ活動参加を基本として、出来るだけ職員の特技(持ち味)を活かした活動を行っていく。
    ※楽器演奏、調理実習、サッカー、野球、ソフトボール、書道
  5. 被虐待児等への心理療法の充実を図ると共に行為障害等への対応としてその援助サービスの技術の向上をはかる。
    ※セカンドステッププログラムの実施
    ※ソーシャルスキルトレーニング(SST)の実施
  6. 児童が安全で安心して、明るく元気に楽しく過ごせる生活の場として、暖かい雰囲気をもつ施設にするとともに、健全な人格の育成に努め、感謝の心をもち誠実で真面目な社会人になれるよう自立支援援助サービスを行う。また、退所後のアフターケア体制の充実をはかる。
  7. 「児童の最善の利益」を守るために児童の権利擁護の推進をはかる。
  8. 「職員階層」別に施設が求める「役割」「技術」「研修内容」を設定し、職員のキャリアパス明示の基、職員の積極的なキャリアアップ(一貫した人材育成)をサポートし、入所児童の社会自立支援技術と職員の専門性の向上に努める。
  9. 児童の健康管理及び安全対策については嘱託医及び医療機関、警察等の協力を得て、万全を期する。


日課表(児童養護施設)

飛鳥学院(児童養護施設)日課表
☆土日祝の起床時間は、7:30(長期休暇は7:00)

飛鳥学院の主な行事

飛鳥学院主な行事予定表


入所経路
家庭・地域・学校・福祉事務所、児童家庭支援センター、民生児童委員などからの相談を受けて、児童相談所を経て入所します。対処の時も、児童相談所と協議の上で、家庭に帰ったり社会に巣立って行くことになります。

飛鳥学院入所経路図